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仕事場

やっと、1話1話ちびちび読んでいる「暗がりの煙草」の最後の方へ差し掛かった。
本のタイトルにもなっているお話は著者が心の師のように敬っている山本周五郎さんがお亡くなりになった時のことを書いていて、
仕事場として使っていた旅館の離れの整理に著者が立ち会ったときに、前日に泥棒が入ったけれど何もとっていけるようなものがなく、仕方なくそこにあった煙草を吸って出て行ったという話を聞くあらすじ。

その世界が素敵だな、と思った。きっと生き方にも通づるものがあるのだろう。
仕事場の情景を想像する。
本や、なぞの機械に囲まれて苦しみや喜びや自分と向き合う。
他の人にはがらくたの山にしか見えないそこはきっと、秘密基地のようにとても楽しい場所だったんだろうな。



今日はうっかりカメラを持ち帰るのを忘れてノー画像。
朝に急ぎの仕事をたくさん頂き、レッスンの合間にその仕込みをした。

今の仕事を始めてからはずっと私はここで働いており、
ここは師匠が1から作り上げた、借り物の仕事場にすぎず、
いまだにその恩恵に多くあずかって仕事をしている。
うふふ、確かに、今の私をこの仕事場も象徴しているな。

初めてここを訪れたときに覚えた感動。
ここには宝が、自分が欲しいものがすべてある。
思わず当時生徒だった私は口にした。

いつまでも甘えたではいけないけれど、まあ、ここの仕事場に今でもいるということはそれなりの縁があったんだね、きっと。

いつか自分にもこんな場所が作れるのだろうかと思いつつ、そして今日もいつもどおり恩恵にあずかってしまった。


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