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パラレルワールド

少し前から佐渡裕さんのベルリンフィルを見てみたいなと思っていたのだけれど結局まだ見られていなくて。
さっき、テレビで第九の指揮が放送されていたので、かぶりついて見てた。





佐渡さんの理解するところのベートーベン第九は、

職人技とパッションがとてもいいバランスで融合されていて、
それでいて一貫した物語性を感じさせるものだという


耳が聞こえなくなるなか、神さまとの対話
自分との葛藤。
そんな中から自分だけの解放された世界を作り出す。

うん、完成品っていうのはそういうものなのだろうな、と
未熟な私はおぼろげに思う。

ドラマティックな第一楽章、激しさと鮮やかさの第二楽章

そして、最三楽章の出だしを聞いていると涙がでそうになった。
それは、葛藤や苦しみから解放へ向かう喜び
物事が完成へ向かいつつある快感とともに
あーもっと作っていたいのにという刹那も感じさせる。
そして何より、やさしさで満ち溢れていた。




面白いのは、私が今聴いているのは
佐渡さんが理解しようとしたベートーベンの世界であって
ベートーベンが遺そうとしたものなのかどうか分からないということだ。
今私が感じてることも、佐渡さんが理解した世界と同じという訳ではないだろうし。
いろんな世界が音楽を通して存在する。


第4楽章が歓喜の中終わりを迎えようとしてる。
時間を越えても、人に理解したいと思われることって
ほんとうに凄くて素晴らしい事やと思う。







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