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半月

半月自分は、半分だ。
残りの半分を見つけられない。

私は人工衛星スプートニクに乗ったライカ犬のELWOOD。
(※名前は、勝手につけました。)


どうしても、手に入れられないものがある、って分かったときに、自分の無力さを感じ、
全部が見渡せる人と言葉を交わした時に、自分が「片目でしかモノを見ていなかった」ことに気づき、
何かを特別に大切にしている人に遭遇したときに、自分には、何もない事を知る。
目の前には広がる真っ黒な宇宙。
宝石箱をひっくり返したような、数え切れないほどの輝く星。
遠くには、太陽が見えるけれど、燃えちゃうから、どうしても一定のラインからは近寄れない。
やみくもに、信号を送るのが関の山。


晩に、誰もいない加工場で、作りの仕事を続ける。
今まではそれが至福の時間であり、そんなこと、思ったことなかったけど。
それは、行き場のない孤独でもあることを知る。

何でだろう、そして、私はまだ、残りの半分を見つけられない。


上を見上げれば、半月。
したり顔で私にささやく。
それに気づけたのは、とっても幸せなことかもしれないよ、と。

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