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指輪がある風景

今日無事納品をすませた、左手の人差し指用にと作った唐草のリングです。

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18金地金からの手づくり一点制作です。
0.287ctのダイヤモンドをフラッシュセッティング(爪のないように見える伏せこみのようなもの)しています。

石枠・唐草・丸い板の3パーツを別々に作って、ロー付けしてます。
なので唐草を抜くのも思っていたよりかは楽でした。

地金・ダイヤモンド、どちらもお客様の持ち込みです。
デザインはほぼお客様のイメージどおりでして、3デザインでデザイン画を作成して何度かやりとりをしてから制作に入りました。
唐草のパターンのみを私が考えました。
たった3パーツなのに、面白いデザインですよね。
ものすごくいろいろな事を考えさせられました。
シンプルなものこそ、誤魔化しがきかない。

karakusa4



















この指輪の本当の上面はこちらの写真です。
指のサイドにダイヤが来る着け方をします。
結構縦の幅が長いので、少しだけ、リング自体がテーパーになっています。

こういうリングの成り立ちっていうのは、今の自分自身にはきっと思いつかない種類で、出来上がるにつれてとても新鮮な気持ちになり、作るのが面白かったです。
オーダーの醍醐味。
自分の想定する、提案圏内を作っているだけでは、多分一生作れなかったと思います。

臆病な自分なら、こういう作りは強度的にどうなんだろう、ってまず思ってしまいがち。だけど実際に作ると意外と大丈夫で。
それと同時に、美しさと、危うさっていうのは隣接するものなんだなとも感じました。

最終的には、リングに開きのある分着け心地もよく、いい雰囲気に仕上がったように思えます。


着用1着用するとこんな感じ。
(画像をクリックすると大きくなります)

デザイン的にも、着け方的にも、着けこなすにはセンスのいる指輪。

このリングをオーダーしてくださった方は、さりげないけど芯のあるお洒落をいつも楽しんでおられる、格好よくて素敵な大人の女性です。
そういう方の着けたい指輪というものを作らせていただいた事は本当にいい経験になったと思いますが、それ以上に、「これは大切なダイヤモンドなんです」と、思い入れがあるのだろうそのダイヤを託してくれた事が今回私にとっては一番嬉しかったことでした。(その分、緊張もしましたが・・・)

そのダイヤが、このリングが、どのような風景の中で身に着けられるんだろうなと、想像ばかりしていたら、あっという間に一日が経ってしまいました♪

明日からは又、新たな作りのお仕事にかかります。

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