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嗜好の重さ

下の記事のパールのネックレスをオーダーしてくれた人と最近買ったアクセサリー・ジュエリーについてメールしていて、彼女が「ハートモチーフのペンダント買ったのー。昔はハートなんて甘すぎて見向きもしなかったのに」と書いていて、ふむふむと読む自分の胸元にもハートのペンダントが着いてることに気づき、苦笑い。趣味趣向って、いろいろ変遷していくもんやなあ、って思います。

幼少から高校ぐらいまでは、とってもシンプルなものが好きな子供で、どうしてもフリフリのワンピースとかは着られなかったし、着せられちゃっても一日中恥ずかしい思いをしてました(←自意識過剰)
好きな服のいろは昔から黒と白とグレー。可愛げないですな。
それが高校中盤あたりから古着にはまり始め、気が付けば60年代とかデコラティブな色・形のとりこになっていたわけです。自分の着こなせる範囲でいろいろ冒険してたなあ。髪の毛もベリーショートから自作ドレッド(ひたすら三つ編みをあむ)まで。働くようになってからは、随分落ち着いたな、とは思います。

でも、その冒険時代ですら、ジュエリーに関しては意外と嗜好はちがっていて、シルバー色の地金のみのものや、形がシンプルないわゆる「かっこいい系」のものが好きでした(アンティーク物はもともとずうっと好きなので例外として。)
私の中では「カルティエ>ティファニー>ポメラート」な感じでした。(雰囲気として。持ってませんが 笑)
ハートはやっぱりその頃は、付けるの恥ずかしかったです。
彫金勉強しつつバイトしていたころには雑貨屋さんに置いてあるようなアンティーク(風)のアクセサリーや、異素材(たとえば木やエナメル)とシルバーなどを組み合わせたものに惹かれました。同時に真鍮や、なんか訳の分からない金属で作られているアクセサリーを見て、「かわいい。でも、どうやって作ってるんだろう」と悩んでいた日々も。
で、教室の講師になってからは、あまり自分が着けることを考えずに生活していたのですが、いつのまにか、可愛らしいハートモチーフとか、ゴージャスなものにも魅力を感じるようになり、最近は毎日対面しているせいかパールへの思いも膨らみつつあります。

いろいろ変遷していってるように見えるけれど、洋服の様に年サイクルでちょこちょこ好みが変わるわけでもなく、ジュエリーの場合気が付いたら好きなものが変わっているところがおもしろいです。変わっているというか、受け皿が広くなったような。ゴージャスなものを身につけても段々不相応じゃなくなってきたところや、可愛らしい物を遊び心で着けられる様になった自分がちょっと嬉しくもあったりして。
同時に、昔シンプルなジュエリーが好きだったのは、そういうものしか普段目にしてなかった、ということかもしれないな、とも思います。いろんな物を目にする機会が増えるにつれ、質にもこだわりが生まれてくるし、どんどん嗜好に重みが出てくるところが楽しいのです。

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