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First impression

「1Q84」を読み終えた。

村上春樹の著書との最初の出会いは、それほど印象的なものではないんだけれど。お正月に親戚一同が自分の家に集まっていたときに叔母が当時流行っていた「ノルウェイの森」を私に貸してくれて、その時はふーん、という感じで受け取って、その時はふーん、という感じで読み終えた。
(メジャーなものは余り好きでない年頃だったので)

そして数年後、大学の友人に「世界の終わりとワンダーランド」を借りて読んだときに一気にはまった。(その二年後に、ノルウエイの森をも読みふける自分がいた。)

本当の劇的な出会いは、認識したとき突然訪れる。




私以外に(著者を含め)少なくともこの世界にもう一人は孤独な衛星であり
もう一つの月を探している。
この世に救いはないのかもしれないけれど、
だからこそ、死に向かうまではそれをさがすのだ。
そういう風に受け取れる文章は、すくなからず私を勇気付ける。

月が二つ浮かぶ世界。
それはなんというか、多分、間抜けな感じかもしれない。
だけど心底、もう一つの月の存在を諦めない主人公の女性が羨ましかった。

迷いのないものがあれば、自分を信じて生きて
そしてその先すらを決めることもできる。
忘れられない情景があれば、それを教訓にすることができる。




そのときそのときで、受け取る事が違うのが本の面白いところだ。
今現在の私は、どんどん惹きつけられていったけれど、
読む人それぞれが多分少しずつ違った部分を面白い、面白くないと感じるんだろうな。
それが、この世界の面白いところだよね。みんな似てるようで少しずつ違うんだ。

もう(多分)稼がなくてもいい彼が一つの作品を、
力ふりしぼって描いてくれたことに感謝する。
中身うんぬんは、置いといて、文字を追っている時間がシアワセだった。
本を開けば、彼のつくり出した世界の中で大好きな価値観を味わう事が出来る。
あまり本を読まない私にとって、こういう作者は数えるほどしかいない。


信じるものはこの際、アイでも何でもいい。
そういうのをじわじわ伝えてくれる情景。私にも、あったなあ。
それを抱いてやっていけるかな。


コメント

読んだよ~^^

小説は文庫派の私ですが、私が村上春樹好きなのを知っているある方に
ハードカバーを貸していただいたのよ。
その人と出会って、今このタイミングでこの小説が読めたことを
偶然とは思えないぐらい、色々な啓示に満ち溢れてた。

だけどカフカと比べたとしたら、かなり読みやすいんじゃないかな。
余分な部分があまりなくって、ストーリーも明快だけど、
世界観は失われていないし。(というか、今までの総合体ぽい印象)

とりあえず、私はいろいろ重ね合わせて最後は涙がとまらなかった。(歳とったかな)
hagiちゃんもきっと、色々と重なる思いが見つかるんじゃないかな。
あるいは全然重ならないかもしれないけれど、またいつか読んだら感想聞いてみたいです。

ブームになっちゃうのを見越しての、執筆かもしれないけれど、やっぱり、新しい作品を大好きな作者が今も作り続けているという事自体が、私にとって大きな励みになりました。

読んだんだ。
私はまだなんだ~。。。
先日、NHKのクローズアップ現代でも取り上げられてたよ。
ブーム?が落ち着いたら読んでみようと思っています。

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