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闇雲な文章

小さい星の事情。

言葉を発することなく、相手に自分の思いを伝えられたらどれだけ楽だろう。
言葉に左右される事なく、相手を理解できればどれだけ幸せだろう。

この世界の中でもし仮にそういう存在を見つけられたら、それは奇跡である。
だけど、今度はそれが奇跡であるが故に、素直に受け止められない。
こんなに心地よくていいのだろうか、と。
あとで、『ばち』があたったりしないだろうかと。
まるで無重力状態に放り込まれた人間のように。
この星には、重力が存在する。要するに慣れてないのだ。


本当に理解してもらうのに必要なのかどうかもわからないまま
どうでもいいような言葉をつい、数え切れぬほど発してしまう。
重力に負けて落ちないように祈りながら。



宇宙的事情。

闇の中、一筋の光を見つける。
光のスピードは速く、そして軌道は力強く美しく、彗星かと思っていたけれど
近くなって隣に並んだら、それは自分が乗っているのと同じ人工衛星だった。

確固とした、それでいてどこか淋しげな存在。
併走したときに交わした交信をを私はただまんぜんとしか受け止められず、
もしかしたら失望させてしまったかもしれない。

だけど少し前まで、その時が来るまでは、
こんな風に真っ黒の宇宙の中で誰かと言葉を交わせるとは思ってもいなかった。
近づけて、隣で交わせた会話をきっと忘れない。忘れたくない。
このとき私と「もう一つの衛星」は、この先軌道は外れていくとしても
同じ思いを共有できたと、信じたい。

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