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やっと会えた

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広い空と、夕焼け。

夕焼けを横目に、目的の場所へ向かう。
そこで私達は、新たな門出を祝おうとしていた。
車を降りたら、視界が白い。
雪だった。


久しぶりの、雪。
2年ぶり。こうやってちゃんと見るのは。
この2年、私は何をしていただろう、日常をやりすごすのにまた精一杯になって、
この手に届かない存在について、あきらめすぎていた。



人が、星空を何故美しいと思うかという疑問に対して、
認知科学的にいうと、「隔絶感」がそうさせるらしいという説がある。

例えばものを見たとき、椅子だったら「座れる」とか、何かができると感じてしまう「行為の可能性を同時に認識してしまう事」をアフォーダンスと呼ぶらしいけれど、星空に対して、私達は何もできない。
それは「ゼロ・アフォーダンス」で、だからこそ星空について神々しさを感じてしまうと。

雪の滅多に降らない地域に住む私にとっては、雪もその一つである。




雪は私にもどんどん吹き付ける。だけど何故か嬉しい。
ふわっとした、優しい感触を感じる。
遠く離れた存在は、こころもち厳しく、前に進みなさい、という。
その向こうには、星空も見える。


降ってきたかと思うとすぐに溶けてしまう。
わー、ごめんなさい、何もできてなかったです、と思う以上に、
出会えた事の嬉しさに我を忘れ、次に出会えたときには
この手のひらで包めるようになりたいと、性懲りもなく思ってしまうのだ。



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