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夢の色

かもめが青い空に舞う。

羽根が、白い花びらとなって、新たな大地に降りる。
青の風が、深い緑のもののけの森、透明な水しぶき、
黒の女神、水色の観覧車、そしてざらっとした灰色の大地を駆けぬけて
運ばれた花びらは雪となって降り積もる。

春の日差しに溶けた雪は、大空を舞う白いボールに、色とりどりのボールに力を与えるビリヤードの手玉に姿を変える。


その時私は色とりどりのボールの一つで、手玉のアクションをひたすら待っていた。

手玉が当たった瞬間に、軌道の記憶がフラッシュバックする。
かもめとなって、大空を舞い、白木蓮の木に戻る。
何か居心地が悪い。周りを見渡すと、それはもう白木蓮ではなく桜の木だった。
まぶしい光を感じる。春が目の前にいる。
嬉しくて、嬉しくて抱きしめる。



100328sakura.jpg



そこで目が覚めた。
見上げると、おぼろ月が謙虚に輝き、
その色はほの白く、春の到来を告げていた。
うさぎも喜んでるかもしれない。
我に返ると何故か私の手にはむらさきが握られていて、
どっちが夢でどっちが現実か、わからなくなった。
そんな事はこの際、どうでもいい。


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